「地方の産婦人科医は今でも少ないのに、10年後は更に激減する」という予測を、日本産科婦人科学会が発表しました。諸外国と異なり、日本の医者がどこで働くかは、就職・開業先さえあれば自由に選択できるからです。

圧倒的なマンパワー不足を現代のIT技術でカバーできないか?



遠隔医療(テレメディシン)は一つの解決策です。都会の大病院と連携して、遠隔画像診断や遠隔病理診断を行う技術はほぼ出来上がっています。テレフォン(電話)やテレビジョン(TV)が世の中を変えて来たように、「遠隔で出来ることは遠隔で行う」ことが地域医療を救うかもしれません。
それでも、患者・家族の話を直接聞き(テレビ電話でも聞けないことはありませんが)、直接診察・ケアするのは現場の医療スタッフです。「相双ふくしま子供病院」は「現場 x 遠隔」の協働を重視したいと思います。(河村真)

 

 

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