福島県相双(そうそう=相馬•双葉)地域の周産期•小児医療が、(特に震災後)非常に少ないマンパワーで維持されていることは当ページで紹介してきました。


ある地域の生活インフラとして、電気•ガス•水道といったライフラインや交通アクセス•職場•住居などが必要なのは当然ですが、安心して子育てをするには、医療と教育の充実が欠かせません。
相双地域で長く教鞭をとっておられる新地高校•高村泰広先生が、医療者向けメーリングリストに「看護大学設置を願う」文章を書かれました。ご本人の許可を頂き、紹介させて頂きます。

「看護大学設置を願う」
この案は「高等教育の場を設ける」という意味と、「看護師•助産師を地元で育てる」という意味において、大きく意義のあるものです。
アイデアがあってもそれをすぐ実現できるかどうかは「相双ふくしま子供病院」プロジェクト同様、いくつもの困難を伴いますが、少なくとも一つの前向きなプランとして賛同したいと思います。(河村真)

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