この名前には、いくつかの意味が込められています。
「のまおいヶ丘」は、1000年以上の歴史を持ち、国指定・重要無形民俗文化財である「相馬野馬追(そうまのまおい)」への敬意を表しています。
野馬追の起源は、鎌倉開府前に、相馬氏の遠祖である平将門が、領内の下総国相馬郡小金原(千葉県松戸市)に野生馬を放し、敵兵に見立てて軍事訓練をした事に始まると言われます。鎌倉幕府成立後はこのような軍事訓練が一切取り締まられたものの、相馬野馬追はあくまで神事という名目で、脈々と続けられました。
1868年の戊辰戦争で中村藩が明治政府に敗北して消滅すると、旧中村藩内の野馬がすべて狩り獲られ、野馬追も消滅しました。しかし、原町の相馬太田神社が中心となって野馬追祭の再興を図り、1878年には内務省の許可を得て野馬追が復活。今も相双地域をつなぐ神事です。
英語名のNOMAOI Kids Clinicは、世界有数の小児病院、カナダ・トロント小児病院の愛称”sick kids“、そして全米トップ5に入る2つのClinic(Mayo Clinic, Cleveland Clinic)へのオマージュです。
昨日も書いたように「相双ふくしま子供病院」は例示した病院のような超巨大3次医療機関を目指すわけではありません。1次診療がギリギリの地域に24時間x365日「最高の2次診療」を提供する少数精鋭の病院を「病気の時もそうでない時も子供たちが集える丘」の”中”に作ります。
それでも、夢と志とコンセプトは世界有数の病院に匹敵するものを目指すのです。


