日本の医療は世界最高レベルに近い。小児救急・小児集中治療の分野を除けば。。

周産期死亡率・新生児死亡率は新生児科の頑張りとNICU(新生児集中治療室)普及があり、大人のICU(集中治療室)も救急医・集中治療医の頑張りで良い成績を上げている。

それなのに、乳児〜幼児の死亡率は実質的に先進国で最悪だ。小児科医は救急医療に必ずしも精通しておらず、救急医は必ずしも小児の診察に精通していない。専門の「小児救急医・小児集中治療医」が少なく、PICU(小児集中治療室)が普及していないのが日本の現実だ。本来は各県に最低1〜2ヶ所のPICUを整備すべきなのである。

「相双ふくしま子供病院」は、少数精鋭のコンパクトな病院であり、3次医療であるPICU設置は(少なくともオープン時には)考えていない。しかし、24時間x365日「最高の2次医療」を実現するべく、全スタッフはPBLS/PALS(小児2次救命処置)に精通するようにし、3次医療が必要と判断したら直ちに高次医療機関に搬送する。そのようにして、相双地域の小児救急医療体制を支えたい。(河村真)

(スライド:静岡県立こども病院・植田育也Dr)

 

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